August 14, 2023 at 06:07PM

In interviews, I often receive the question: [What about Sashiko attracts you?]. In other words, it is a similar question I often ask here: [What do you like about Sashiko?]. There are many answers to this question – all of the answers each has are “Right” and “True” to them, yet I am still in search of the “Reasons” why I am into Sashiko this much.

As technology makes our lives more convenient and logical, we may have forgotten some of the “ability” we (as human being) used to have. We live in a society where the answers are in numbers – we live in a programmed society. When A.I. gets bigger, the “Normal” will be under the numbers. I cannot live without IT, yet I would like to acknowledge the power we (at least our ancestors) had. The power isn’t something “fancy” – more like our grandma cooks without measurement cups. Driving without Navigation… I feel the Sashiko we practice is the way to reconnect as if I am resurfacing the old, rusted treasure. I respect not only “vintage result” but also the “vintage humanity (ability)” we used to have as the ordinary.





刺し子のお話をする毎日の中で、沢山のご質問や取材の依頼を頂きます。頂く質問への私なりの答えを探すことが勉強となり、引き出しの中にお話ができるテーマが増えていくことになります。その中でずーっと私なりの答えが定まり切らない質問があります。それは、「刺し子の魅力とは?」という質問です。沢山ありすぎて答えられないのは事実なのですが、同時にまだしっくりとくる回答に出会えていないのも事実です。だからこそ、ふと思いついたことはメモを取り、文章化することで思いに落とし込んでい供養にしています。

皆様にとっての刺し子の魅力とはなんでしょうか?正解や間違いがある質問ではなく、各々が向き合うことで完結する質問です。私にとっての刺し子の魅力とは…ふと、最近思っているのは、刺し子はもしかしたら「人間が(便利になるにつれ)失ってしまった能力を思い出させてくれる作業」なのかもしれないと。原始的な手作業であれば同じ効果は得られるかもしれません。私にとってその媒体が刺し子だったということで。「人間が失ってしまった能力」もまだ言語化はできていません。俗に言う第六感のことかもしれません。スピリチュアル的なことかもしれません。効率、生産性、そして数字が何よりも重要視される現代において「証明できないから必要ない」とされた能力のことかもしれません。刺し子をしていると、何か「繋がっている」感じがするんです。私にとっての「能力」は、この繋がりを感じることなのかもしれません。ま、意味を見出すこと(意味を付加すること)が人間的な行動だと笑って頂ければ幸いです。

#Sashiko #刺し子


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