May 15, 2023 at 08:46PM

(日本語長文有りです!)Whew. After months of work & preparation in silence, I feel at ease about the new course: Introduction to Japanese Sashiko with Domestika! You may wonder why “Domestika”? Why not a book? I had many questions for myself in the production process, too. More Stories behind the decision & scene are coming, yet the course is ready for you to start! The link for enrollment is available on Bio & Stories. For this post, I cererate this news in my mother language: Japanese. Thank you for your interest & support. (Photo: ©Domestika)





いやはや。クラフト業界屈指のプラットフォーム、Domestika。その映像製作のプロチームによる刺し子オンライン講座。専属のプロデューサーまで付けて下さる徹底ぶり(プロデューサーと議論別れになりそうになる苦い思い出も…)。撮影は真冬のNYCで。信じられない程沢山の方の手を経て形になりました。本当にありがたい話です。映像見ながら「これは俺か?」と苦笑いしつつ、是非皆様もYoutubeに上げた予告版をご覧頂ければ幸いです。

私の刺し子に対する願いは、一般的な商業目的とは微妙にズレるので、これだけ大きな会社との協業は不可能なのではとずっと思っていました。実際何度も何社からも頂いた依頼を断り、動画コンテンツも文章もほぼ100%自作で今まで6年程きました。「残せばいつか誰かの力になる」と信じて作り続けてきました。それは今後も変わりません。ただ、同時に「残すだけではなく伝える為にはどうしたら…」と悩んでいたのも事実です。英語で「刺し子を初めて学ぶ時のお勧めは?」という質問を良く頂きます。既に残している動画や文章で学んでくれればと思うのですが、同時にそれだけの時間を費やす人は少ない。運針会や英語のワークショップで個人的には伝えているけれど、それは費用がどうしても高くなる。「英語でのお勧めはないよ」と返事して、「お勧めがないから頑張って私が情報発信している」と本音を伝えた所で、雑で粗暴な動画は人を選ぶ。いや、人に覚悟を求めるという方が正しいかな。

いつか本でも出版できたら良いなぁと思っていたのですが、思いを「伝える」という伝達に焦点を当てた時に、千以上もの講座を作ってきたプロ集団と、一人の熱心なリクルーター(紹介者)の後押しで一歩を踏み出すことにしました。沢山悩みましたが、「お勧めは?」と聞かれた時に、「これがお勧めだよ」という回答はいつかは作らなければと思っていたのです。

「世界のどこにいても、どんな環境でも、クリエイティブな学びを」というDomestikaのポリシーはとても胸に響いて、とことん妥協した作りです。「運針が刺し子の核であり本質」と大声で叫んでおきながら、この講座では運針に触れた時間はほんの少しです。同時に、ここが現代の「学び」の限界(境界)でもあるんだろうなと。もう一歩踏み込んで下さる人は学びに直接きてくれるんじゃないか。日本語すら話せないのに、非日本語圏で刺し子と真剣に向き合ってもいないのに、刺し子を教えている人の動画や本が「お勧め」として刺し子の入り口になるくらいなら、矛盾を飲み込んででも一歩を踏み出すべきじゃないか、と蟠りは残りつつの動画です。きっと良い方向に進むと信じて。

ま、私の「面倒臭さ」は相変わらずとして、講座としては素晴らしい出来だと思います。映像も写真も編集も素敵だし、8言語の字幕付き。一人では絶対に形にならなかったことです。英語の字幕もあって、私がこれまで日本語で話をしてきた小説よりも奇なりの昔話もしているので、英語やヨーロッパ言語に興味のある方は是非受講をご検討下さい!多言語で他の参加者と交流というのも可能っぽいです。会社というスケールメリットなんでしょうね。受講料はまー安いです。これも一人では絶対に不可能なこと。数字的な達成目標は伺っていますが、今は考えないようにしてます。遠すぎるから(笑)

英語での講座の紹介はこれくらいにして、また日常に戻ろうと思います。今週末は刺し子の運針会です!キャンセルがあったので、まだご参加頂けます。材料も間に合うはず!気がついた方もいらっしゃるかもですが、英語の講座には運針会でご縁を頂いた刺し子友達の作品も連れて行っています。日本語で刺し子の運針を学んで頂いて、また様々な形で紹介することで、一層刺し子の楽しさを共有できたら嬉しいです!!

#Sashiko #刺し子 #SashikoClass #運針会


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